「画像生成AIって面白そうだけど、なんだか難しそう…」 「高性能なパソコンがないと始められないんでしょ?」
そんな風に思っていませんか? 諦めるのはまだ早いです!
この記事を読めば、専門的な知識や高価なPCがなくても、誰でもで、今話題の画像生成AI「Stable Diffusion」を始めることができます。
今回は、Googleが提供するプログラミング環境「Google Colaboratory (Colab)」を使って、最も人気のWeb UI(操作画面)である「AUTOMATIC1111」版のStable Diffusionを動かす手順を、どこよりも詳しく、丁寧に解説します。 Google Colabは無料でも利用できるのですが、Stable Diffusionを実行するには有料版を利用する必要があります。 以下のサイトで料金等確認できます。 colab.research.google.com
さあ、あなたもこの記事を読みながら、自分だけのオリジナル画像を生成するワクワク感を体験してみましょう!
- 準備するものは、たったこれだけ! 必要なものリスト ✅
- 🚀 Stable DiffusionをGoogle Colabで起動する3ステップ
- 基本的な使い方:魔法の言葉「プロンプト」で画像を生成しよう
- もっと楽しむためのヒント 🌟
- よくある質問と注意点 (Q&A)
- まとめ
準備するものは、たったこれだけ! 必要なものリスト ✅
- Googleアカウント
- Colab Proに加入済のアカウントでOKです。
これだけです。本当にこれだけで、誰でも始められます。
🚀 Stable DiffusionをGoogle Colabで起動する3ステップ
専門用語が出てくるように見えますが、心配無用です。基本的にコードをコピーして貼り付け、再生ボタン▶️を押すだけで進められるように解説します。
ステップ1:Colabノートブックを開く
まずは、Stable Diffusion Web UIをColabで動かすためのプログラム(ノートブック)を開きます。今回は、TheLastBen氏が作成したノートブックを使用します。
➡️ 以下のサイトから[Stable Diffusion Web UI (AUTOMATIC1111) Colabノートブック]をクリックして開きます。
ページが開いたら、ご自身のGoogleドライブにコピーを作成しましょう。これにより、設定などを保存できるようになります。
- 画面上部のメニューから
ファイル→ドライブにコピーを保存をクリックします。
- 自動的に新しいタブでコピーされたファイルが開きます。今後の作業はこちらのコピーしたファイルで行います。ファイル名も自由に変更してOKです。
ステップ2:GPUの設定を確認する 💡
Stable Diffusionで綺麗な画像を高速に生成するには、「GPU」という計算装置の力を使うのが不可欠です。
- メニューの
ランタイム→ランタイムのタイプを変更をクリックします。
ハードウェア アクセラレータという項目がGPU(T4など) になっていることを確認します。なっていなければGPUを選択して保存をクリックしてください。
⚠️ 注意点 Google Colabでは、GPUの利用時間に応じてコンピューティング ユニット数を使用します。 長時間使い続けると消費し続けるため、使わない時はセッションを終了することをおすすめします。ランタイム→リソースを表示で残りのリソース数を確認することができます。
ステップ3:一部GoogleColabの内容を編集する
公開されているGoogleColabの内容を実行するだけでは、実行時にエラーが発生してしまうため、一部処理を変更する必要があります。 (2025年8月時点)
Connect Google Driveの上部にカーソルを持っていくと、「+コード」、「+テキスト」が表示されるため「+コード」をクリックします。
テキストエリアに以下の内容を入力します。
!pip install numpy==1.23.5 scipy==1.9.3

ステップ4:コードを実行してStable Diffusionを起動する ▶️
いよいよ起動です。左側にある再生ボタン ▶️ を順番にクリックしていくだけです。
Step3で追加した処理のの実行
- 追加した処理の左にある再生ボタン
▶️をクリックします。 - しばらくすると再起動する旨、メッセージが表示されるため
セッションを再起動するを実施してください。
- 追加した処理の左にある再生ボタン
Connect to Google Driveの実行Connect to Google Driveと書かれたセルの左にある再生ボタン▶️をクリックします。- 「このノートブックに Google ドライブのファイルへのアクセスを許可しますか?」と表示されるので、
Google ドライブに接続をクリックし、画面の指示に従ってアカウントを選択し、許可してください。 - 実行が完了すると、セルの左側に緑色のチェックマーク ✅ がつきます。
Install/Update AUTOMATIC1111 repoの実行- 次のセルの再生ボタン
▶️をクリックします。 - Stable Diffusion Web UIのプログラムをインストールする処理です。完了まで数分かかります。
- 次のセルの再生ボタン
Requirementsの実行- 次のセルの再生ボタン
▶️をクリックします。 - 必要なライブラリをインストールします。ここも少し時間がかかります。
- 次のセルの再生ボタン
Model Download/Loadの実行- 次のセルの再生ボタン
▶️をクリックします。 - ここでは、画像を生成するための「モデル」をダウンロードします。モデルとは、AIにとっての「画風」や「絵柄」のようなもので、これを選ぶことで様々なスタイルの画像を生成できます。
- 最初はデフォルトのモデルでOKです。
- 次のセルの再生ボタン
Start Stable Diffusionの実行- 最後のセルの再生ボタン
▶️をクリックします。いよいよ起動です! - この処理は完了まで5分〜10分ほどかかることがあります。気長に待ちましょう。
- 処理が完了すると、ログの最後に
Running on public URL: https://xxxxxxxx.gradio.liveのようなURLが表示されます。
- 最後のセルの再生ボタン
🎉 おめでとうございます!
この https://xxxxxxxx.gradio.live というURLをクリックすると、新しいタブでStable Diffusion Web UIの操作画面が開きます。
基本的な使い方:魔法の言葉「プロンプト」で画像を生成しよう
操作画面が開いたら、早速画像を生成してみましょう。
プロンプト (Prompt) の入力:
- 画面上部にある大きなテキストボックスが「プロンプト」入力欄です。ここに、生成したい画像のイメージを英語の単語や文章で入力します。これを「呪文」と呼ぶ人もいます。
- 例:
penguin,masterpiece,best quality,outdoor,(ペンギン、傑作、最高品質、屋外)
ネガティブプロンプト (Negative Prompt) の入力:
- プロンプト入力欄の下にあるのが「ネガティブプロンプト」入力欄です。ここには、生成したくない要素を入力します。
- 例:
low quality, worst quality, bad hands, missing fingers, blurry(低品質、最悪の品質、崩れた手、指の欠損、ぼやけ)
生成 (Generate) ボタンをクリック:
- 画面右側にあるオレンジ色の
Generateボタンをクリックします。 - しばらく待つと、右側の画像表示エリアにAIが生成した画像が表示されます!
- 画面右側にあるオレンジ色の

もっと楽しむためのヒント 🌟
モデルを変えてみよう!
- 慣れてきたら、好みの画風の「モデル」を探して使ってみましょう。「Civitai」というサイトには、世界中のクリエイターが作成した様々なモデルが公開されています。
- モデルの使い方は、また別の記事で詳しく解説しますね!
パラメータを調整しよう!
Sampling stepsやCFG Scaleなどの数値を調整することで、画像の品質やプロンプトへの忠実度をコントロールできます。色々試して、自分好みの設定を見つけるのも楽しみの一つです。
よくある質問と注意点 (Q&A)
Q. エラーが出たり、途中で止まってしまいました。
A. まずは ランタイム → セッションの管理 から一度セッションを終了し、再度ステップ1から実行してみてください。Colabの接続が不安定な時に起こることがあります。
Q. 生成した画像の著作権はどうなりますか? A. 使用するモデルのライセンスによります。多くのモデルは個人利用の範囲では自由ですが、商用利用を考えている場合は、必ずモデルの配布ページでライセンスを確認してください。
まとめ
今回は、Google Colabを使ってStable Diffusionを始める方法を解説しました。
- ✅ ノートブックを開いて順番に実行するだけ
- ✅ 専門知識や高性能PCは不要
画像生成AIの世界は、あなたの創造力を無限に広げてくれる魔法のツールです。ぜひこの記事を参考に、自分だけの素晴らしい作品を生み出してくださいね!