エンジニアの思い立ったが吉日

AI・生成AI・開発ツール・業務効率化のトピックを、20年エンジニア視点で ゆるく整理しているブログです。「現場で本当に効くか」を毎回自分なりに 見極めながら書いています

ChatGPT

ChatGPTのカスタム指示が5,000字に、でも長く書くほど効くわけじゃない

カスタム指示の入力欄、あの窮屈さを知っている人には効く話だと思う。ChatGPTに自分の前提を教えようとして、1,500字の枠に収めるために削って、優先順位をつけて、結局いちばん書きたかった一行を諦める。あの上限が5,000字まで広がった。ついでに、過去の…

AIに$HOMEを消された、OpenAIが認めたCodexの誤削除バグ

$HOME が丸ごと消えた、という話を聞いて、正直、他人事に思えなかった。開発マシンのホームディレクトリには、設定も鍵も書きかけのコードも全部ぶら下がっている。そこを AI エージェントが自分の判断で消した。OpenAI が7月16日、Codex 上の GPT-5.6 Sol …

ChatGPT Work は仕事を最後まで仕上げにきた。使いどころと料金の落とし穴

OpenAI のタイムラインを追っていて、正直「そこまで振り切るのか」と声が出た。ChatGPT Work は、質問に答えてくれる相棒から、調べて・作って・仕上げるところまで丸ごと引き受ける方向へ舵を切ってきた。土台に Codex を据えたあたりに、本気度がにじむ。…

GPT-5.6 Sol/Terra/Luna 発表、米政府要請で限定プレビューへ

X を開いてまず命名で笑ってしまった。Sol、Terra、Luna。暗号資産界隈で過去に派手にやらかした名前がそのまま並んでいて、OpenAI はここを承知の上でぶつけてきたのか、と。発表は 2026 年 6 月 26 日。最上位の Sol、日常業務向けの Terra、大量処理向け…

AIの「良い癖」は、教えていない領域にも広がる。OpenAIの強化学習研究を読む

去年、ちょっと不気味な研究が話題になった。「わざと危ないコードを書くように訓練したら、コードとは無関係な場面でもAIが平気で嘘をつき始めた」というものだ。狭い悪い癖が、教えていない場所まで染み出していく。じゃあ、逆はどうなのか。良い振る舞い…

ChatGPT の健康回答が、無料で底上げされた。医師を上回った評価をどう信じるか

健康診断の結果票を、こっそりChatGPTに貼り付けて「これ大丈夫?」と聞いたことがある人は、たぶん少なくないはず。その回答が、目隠しした評価で医師の書いた回答より高く点をつけられた、と聞いたら、さすがに一度手が止まる。OpenAIが出した健康分野の発…

出す前に本番をリハーサルする、OpenAIのAI挙動予測の中身

新しい AI モデルが、実際にユーザーの手に渡ったとき、変な振る舞いをしないか。これは「出してみないと分からない」の典型で、リリース後に問題が発覚する事故が後を絶たない。つい先日も、Anthropic の Fable 5 がリリース後に見つかった抜け道を理由に止…

やって見せれば覚えるCodex、Record & ReplayはRPAをどう変えるか

プロンプトを書かない自動化、と聞いて最初は身構えた。指示文を練り込むのが AI を使う側の腕の見せどころだったのに、それを捨てて「一度やって見せるだけ」でいいという。OpenAI が 6 月 18 日に Codex へ足した Record & Replay は、まさにその通りの機…

勝手に覚えて古びないChatGPT、Dreamingと引き換えるもの

「シンガポールに7月に行く」と一度言ったら覚えてくれる。でも旅行が終わっても、いつまでも「あなたはシンガポールにいる」前提で店を勧めてくる。ChatGPT のメモリには、ずっとこういう「古びる」問題があった。OpenAI が公開した新しいメモリ機能「Dream…

CodexがWindowsの画面を操作しだした、ただし前面は明け渡す

OpenAI が「Windows users, this one's for you(Windows ユーザー、これは君たちのためのものだ)」という書き出しで、Codex の computer use を Windows に対応させた。これまで Mac が先行していた機能で、Windows で開発している人にはずっとお預けだっ…

Codexがスマホで動く時代、エージェントの監督がポケットに入った

朝にChatGPTアプリを開いたら、見覚えのないアイコンが下に増えていた。Codex。プレビュー版がそのまま降ってきていて、試しに昨日Claude Codeで放置していた検証タスクを覗いてみたら、進捗のログが普通に流れてくる。これ、思っていたよりすんなり生活に入…

Codex 2ヶ月無料 vs Claude Code週次+50%、同日攻防の読み解き

5月14日の朝、Xを開いてちょっと笑ってしまった。OpenAIとAnthropicが、ほぼ同じ時間帯にそれぞれ大型のキャンペーンをぶつけてきたからだ。 片方は「CTOにこの投稿を送れ」と煽る、Codexの2ヶ月無料オファー。もう片方は、Claude Codeの週次利用上限を50%増…

OpenAI Daybreak発表、防御側にAIを全振りした本気の中身

「Daybreak」というキーワードがX(旧Twitter)で一気に流れてきた人も多いと思う。OpenAIが2026年5月11日(米時間)に発表したサイバーセキュリティ向けの新しい取り組みで、Sam Altmanが「AIはサイバーセキュリティでもう十分使える。これからは"超"使えるよう…

OpenAIが認めたCoT採点ミス、AI監視の脆さが見える話

「うちのモデル、学習中にうっかりAIの思考過程を採点しちゃってました」──OpenAIのアライメントチームが、こんな内容のレポートを2026年5月7日に公開した。GPT-5.4 ThinkingやGPT-5.1〜5.4 Instant、GPT-5.3 mini、GPT-5.4 miniといった、すでに世に出てい…

OpenAI発「MRC」とは何か?AIモデルを速くする新ネットワーク技術を徹底解説

週9億人が使うChatGPTは、どうやって毎日あれだけ大量のリクエストをさばいているのか。そして、次世代モデルをより速く・より賢く開発するために、OpenAIが裏側で何をやっているのか。 2026年5月、OpenAIはAMD、Broadcom、Intel、Microsoft、NVIDIAと共同で…

ChatGPTの「高度なアカウントセキュリティ」とは?パスキー・YubiKeyで守る最強設定を解説

「ChatGPTのアカウントが乗っ取られた」——そんな話を聞いたことがある人も、最近は増えてきたんじゃないだろうか。 2025年12月にはOpenAIを騙るフィッシングサイトが確認され、実際にメールアドレスやクレジットカード情報が狙われた。ChatGPTはもはや軽いメ…

ChatGPTがゴブリンに取り憑かれた理由——強化学習の「報酬ハッキング」が招いたAIの奇妙な暴走

AIが突然「ゴブリン」と「グレムリン」を連発し始めたら、あなたはどう思うだろうか。 「そんな映画みたいなこと、本当に起きるの?」と思うかもしれない。でも2025年末から2026年にかけて、ChatGPTで実際に起きた。それもOpenAI社内の調査によって「ゴブリ…

GPT-5.5とは?コーディング・業務効率化で何が変わるか徹底解説

「また新しいモデルが出た」と感じた人もいるかもしれない。GPT-5、GPT-5.2、GPT-5.3、GPT-5.4……とリリースが続くなかで、今度はGPT-5.5だ。 ただ、今回は少し違う。GPT-5.5は単なる精度の底上げではなく、「AIに丸投げできる仕事の範囲」が実用レベルで広が…

ChatGPT「ワークスペースエージェント」完全ガイド——チームの業務を自動化する共有AIエージェントとは?

「会議の議事録をまとめて、Slackに投稿して、次のアクションをタスク管理ツールに登録する」——これを人間が毎回やっている限り、生産性は頭打ちだ。 2026年4月22日、OpenAIはChatGPTにワークスペースエージェント(Workspace Agents)を導入した。一言でい…

OpenAI Codexが世界企業に本格展開——4週間で利用者100万人増の衝撃とは

2週間で100万人。 4月初旬、OpenAIが「週間アクティブ開発者数が300万人を超えた」と発表してから、わずか2週間後に400万人を突破した。このペースを見て、「うちの開発チームにも導入すべきか」と動き始めた企業が世界中で増えている。 2026年4月21日、Open…

ChatGPT Images 2.0完全解説|AI画像生成が「仕事の道具」になった日

「AIが作った画像って、なんかすぐわかるよね」 そう思っていた時代が、ついに終わった。 2026年4月21日、OpenAIが発表した ChatGPT Images 2.0(内部モデル名:gpt-image-2)は、これまでのAI画像生成の「あるある失敗」をほぼ全部つぶしてきた。文字がにじ…

ChatGPT ProとCodexが激変——新プラン体系で「AIコーディングエージェント」はどう変わるか

突然だが、OpenAIが2026年4月9日(日本時間)に動いた。 月額$100の新しい「Pro」プランを発表し、同時にChatGPT PlusのCodex利用量を「週を通じたセッション重視」に再調整した。SNSを中心に開発者コミュニティが一気に沸いたこの発表——でも正直、「で、自…

Codexプラグインがチーム開発を変える!スキル・MCP一括管理の実践ガイド【2026年版】

エンジニアが毎回ゼロから同じプロンプトを書いている。チームで構築したワークフローを他のメンバーに共有するのが手間だ。そんな悩みを抱えていませんか? OpenAI Codexが2026年に入って展開したプラグイン(Plugins)機能は、そのモヤモヤを一気に解消す…

OpenAI Codexで$10K分のAPIクレジットを獲得できる?学生向け「Codex Creator Challenge」の全貌と、Codexが変えるコーディングの未来

AIを使った開発が「ちょっと珍しいスキル」から「あって当たり前のスキル」に変わりつつある2026年、OpenAIが面白い取り組みを始めました。 学生向けの就職支援プラットフォーム「Handshake」と組んで、「Codex Creator Challenge」というチャレンジイベント…

ChatGPTの商品探しが別次元に進化——「ACP」で変わるショッピングの新常識【2026年3月最新】

「欲しいものがある。でも何を検索すればいいか、よくわからない」 これ、地味にストレスじゃないですか。キーワードで検索 → 似たようなおすすめリストが大量に出る → 価格比較サイトも開く → レビューサイトも開く → タブが10個に増える → 結局どれにする…

OpenAI「Sora」が突然終了——著作権問題と企業戦略の転換が招いた動画AI最大の失敗

2026年3月24日(現地時間)、OpenAIはXに短いメッセージを投稿した。 「We're saying goodbye to the Sora app.(Soraアプリとのお別れを告げます)」 わずか半年前、App Storeのランキングを駆け上がり、5日間で100万ダウンロードを達成した動画生成AI「Sor…

OpenAIがAstralを買収——「Pythonのインフラ」を手中に収めた真の狙いとは?

Python開発者の間に、静かな衝撃が走りました。 2026年3月19日、OpenAIがスタートアップ「Astral」の買収合意を発表しました。Astralと聞いてピンとこない人でも、uvやRuffなら使ったことがあるかもしれません。「なんだか最近すごく速くなったなあ」と感じ…

GPT-5.4 miniとnano完全解説|速度2倍超・低コストで何が変わる?エンジニア向け活用ガイド【2026年最新】

「AIを使いたいけど、応答が遅くてストレスを感じる」「コーディングアシスタントが考え込む時間が長すぎる」──そんな悩みを持つエンジニアに朗報です。 2026年3月17日、OpenAIはGPT-5.4 miniとGPT-5.4 nanoという2つの新しいコンパクトモデルをリリースしま…

Amazon BedrockのStateful Runtime Environmentとは?OpenAI共同開発でAIエージェントが「記憶」を持つ時代へ

AIエージェントを業務に導入しようとしたとき、こんな課題にぶつかったことはないでしょうか。 「会話のたびにコンテキストを再入力しなければならない」 「複数のツールをまたいだ複雑なワークフローが途中で崩れる」 「エンタープライズ向けセキュリティ要…

OpenAI×Amazon提携の全貌:AIビジネスの勢力図はこう変わる【2026年版】

「ChatGPTってMicrosoftと組んでいたんじゃないの?」 そう思っている方も多いでしょう。実は2026年2月末、AIの世界に衝撃が走りました。OpenAIとAmazonが、総額最大1,000億ドル(約15兆円)規模に及ぶ複数年の戦略的パートナーシップを発表したのです。 こ…

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